2008年8月刊行

【 心に残る現代の俳句作家 】
句 集 / 「夏炉」
著 者 / 谷内 茂
判 型 / 菊判上製・函入り
価 格 / 2,900円(税込み)
本句集は最近七年間の作品から採録したもので、新鮮さがある。ただ、一か年平均四〇句余を残すというのは、厳しさに欠けるうらみを無しとしない。しかし、純粋に自立したきかんの作品のみであることを誇りともしたい。

【 オリジナル句集 】
句 集 / 「絆」
著 者 / 中村 葉子
判 型 / 四六判上製・カバー装
価 格 / 2,800円(税込み)
この句が、俳人中村葉子の人となりを伝えるものである。晩年と云っては未だしであろうが、もう完全に根を下ろしての、生活環境をおのれ自身が作り出しているものと思いたい。右顧左べんすることなく、ひたすらに俳句の世界にのめり込んでゆくのである。
(森田かずや「序文」より)

【 オリジナル句集 】
句 集 / 「砂丘まで一粁」
著 者 / 山田富士夫
判 型 / 四六判上製・カバー装
価 格 / 2,800円(税込み)
『砂丘まで一粁』は作者の切実な「今」を見つめた句集。
句の中にまぎれもない自分が反映するようにという僕の師加藤楸邨のテーマはまた富士夫さんのテーマでもある。
(今井 聖)

【 オリジナル句集 】
句 集 / 「四季」
著 者 / 海野春潮
判 型 / 四六判上製・カバー装
価 格 / 2,600円(税込み)
句集『四季』は、
氏の起伏の人生を、
詠み綴られた作品であり、
奇をてらわず、
自然と己を素直に表現されての
叙法に好感が持てる。
(秋山春潮「序文」より)

【 オリジナル句集 】
句 集 / 「白木蓮」
著 者 / 八尾井タミ・八尾井弘子
・八尾井禎代
判 型 / 四六判上製・カバー装
価 格 / 2,600円(税込み)
八十歳を越えて俳句と対峙されたタミさんの持つ家庭的な暖かさ、弘子さんの長い教師生活からにじみ出る思いやりある人間性と、俳句への情念、師鴻村先生への敬慕、禎代さんの純粋な得難い感性、豊かな詩性のすばらしさを感じ、三世代と言う類を見ない句集に喜びを感じて居ります。
(早川翠楓「序」より)

【 オリジナル句集 】
句 集 / 「白の矜持」
著 者 / 大高 霧海
判 型 / 四六判上製・カバー装
価 格 / 2,600円(税込み)
沙羅落花白の矜持を失はず
俳句の美学を追求する一人として、沙羅の花の落花しても「白の矜持」を失わないように、「白の矜持」を胸に秘めて精進したいと念じている。
(「あとがき」より)

【 オリジナル句集 】
句 集 / 「二輪草」
著 者 / 吉森 幸子・丸山 淑子
判 型 / 四六判上製・カバー装
価 格 / 私家版
思ひきり 窓開きけり 金木犀
秋風の まつただ中の 無人駅
二輪草は、落葉樹林の林床に群生する早春の可憐な草花であります。お二人のこれまでの人生に適うよい集名であると思います。
(小坂文之「序にかえて」より)

【 オリジナル句集 】
句 集 / 「 禮 」
著 者 / 長谷川 ちとせ
判 型 / 四六判上製・カバー装
価 格 / 2,600円(税込み)
炎昼や ティッシュ配りの 無礼なる
これが禮子さんの最初に驚かされた句だった。
むし暑い新宿駅付近での、ティッシュ配りの人の何と無礼なふるまい。
みな常々心にあったことだが、このように鮮やかに
一句に仕立てたことで、清涼感がみなぎる。
(辻 桃子「序」より)

【 オリジナル句集 】
句 集 / 「麦は穂に」
著 者 / 中庭 一平
判 型 / 四六判上製・函入り
価 格 / 私家版
句集発行には、平成七年までの中から、水野李村、岩崎源一郎、永井二三江、諸先輩の選句を仰ぎ、三者選及び二者選を中心に、また一者選でも、私の好きな句を加え三百句にまとめた。
(あとがき」より)