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句 集 / 「熟田津」
著 者 / 今田清照
判 型 / 四六判上製・カバー装
価 格 / 2,800円(税込み) |
いま風の炎えて 熟田津草田男忌
草田男忌は八月五日、一年中で最も暑い季節。まさに吹く風も炎えそうな日である。熟田津は愛媛の松山郊外の辺りと言われている。大らかな海の広がりをイメージしながら、同じ松山を故郷とする草田男を追慕するのに、この上ない地名であり、秀吟だと思った。
鍵和田秞子
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句 集 / 「浦曲」
著 者 / 野口節子
判 型 / 四六判上製・カバー装
私家版 |
写生句が多くいわゆる人事句が少ない。表現が簡潔素朴で技巧を凝らし過ぎることなく淡々と諷詠されている。
いずれも格調の高い立派な句である。
松岡悠風(「序」より)
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句 集 / 「母のうしろに」
著 者 / 宮下美代子
判 型 / 四六判上製・カバー装
私家版 |
棚経や 母のうしろに 正座して
「母のうしろに」と言い、「正座」と言い、なんとも微笑ましい情景ではある。
盆棚の飾られた座敷まで眼前にする思いだ。
何故か、絆という字を思い出した。
新井ひろし(「序」より)
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【 ベストセラーシリーズ 】
句 集 / 「穴まどひ」
著 者 / 長屋璃子
判 型 / 四六判上製・カバー装
価 格 / 2,600円(税込み) |
気に入りの栖見つけよ穴まどひ
言い古された言葉ながら「生きた証」である。
四十年に及ぶ自分にとっての“遊び”の俳句が、事実、虚構ないまぜで成り立った。
(「あとがき」より)
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【 女性俳人精華50 】
句 集 / 「返り花」
著 者 / 吉田勢津女
判 型 / 四六判上製・カバー装
価 格 / 2,600円(税込み) |
句集の基調として「白色」を趣向として詠み込んでいる。「紅」とか「緋」などの色も取り入れて詠まれているが、白が突出して多い。白が多いことは憂愁とか郷愁の詩句につながると見て取れる。また、白色を修飾語などとして植物と配合された例が多い。この傾向も女性俳人として肯うことができる。
大高霧海
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【 平成俳人群像 】
句 集 / 「白日傘」
著 者 / 北澤星子
判 型 / 菊判上製・カバー装
価 格 / 2,800円(税込み) |
ここに新しい宇宙が誕生した。
芸術は、宇宙と和解する一つの方法だが、アポロ的な陶芸と、ディオニュソス的な俳句とを携え、北澤星子という新星がこの俳句界に登場した。句集『白日傘』は、宇宙・自然と融合し、その情景化の美学を完遂している。
小澤克己
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句 集 / 「日にち薬」
著 者 / 浅井吉雄慈
判 型 / 四六判上製・カバー装
私家版 |
これからは 日にち薬や 日脚伸ぶ
日にち薬はご自身の一景。
病と闘いながら一と日一と日を大切に、そして慈しみつつ過ごしている作者が思われる。
何よりも、どんな時も希望を持って過ごしておられることが強く胸を打つ。
朝妻 力(「序」より)
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句 集 / 「秋声の昼」
著 者 / 郷正子
判 型 / 四六判並製・カバー装
価 格 / 2,600円(税込み) |
今日、俳句の切れを重視するという方向は確かにみられる。しかし、定型のリズムと多様な切れによって言葉の関係を動かし、逸らし、変化をつくり、そこにできる間や余白から生まれて来るものを汲み上げていこうとする試みはまだ少ない。定型と切れを使いこなすことによって俳句表現は多様となり、詩情の幅も広がる。新しい俳句への可能性は、こうしたところに開かれているように思われる。
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【 俳句ライブラリー 】
句画集 / 「風化人」
著 者 / 白井梧山人
判 型 / 四六判並製・カバー装
私家版 |
「白井梧山人」とは、ニコニコとしていて優しく若々しい笑顔がいつまでも記憶に残る、私の叔父「白井梧郎」の俳号である。秋に鎮守の森のお祭りに行ったり、家のまわりに実る赤い柿の実をいっしょにもいだりした記憶が、いつまでも消えない。叔父の俳句や俳画の中には、そんな記憶につながる懐かしいイメージが、いろいろと残っているという気がする。
白井佳夫(映画評論家)
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句 集 / 「水の絆」
著 者 / 岡典子
判 型 / 四六判上製・カバー装
価 格 / 2,600円(税込み) |
師・鈴木六林男により磨かれた天分はさりげなく光を放つ。
教えをしかと句の骨格に備え信念となした作品群であり、師なき後の自己確立へ繋がるであろう貴重な第二句集。
日原輝子
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句 集 / 「雛荒し」
著 者 / 松村幸代
判 型 / 四六判上製・カバー装
価 格 / 2,800円(税込み) |
吊橋を 揺らして来たる 雛荒し
松村幸代さんはこれまで努力によって成長してきた作家である。吟行や句会に能う限り参加し、体験の蓄積を重ねてきた成果が実を結びつつある。それは一本に纏まった『雛荒し』というこの句集を見れば判る。
茨木和生
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句 集 / 「それから」
著 者 / 伊藤伴子
判 型 / 四六判上製・カバー装
価 格 / 2,600円(税込み) |
女一人 北の大地の 凍てを踏む
北海道の裁判所に出張で折々行かれたことを記憶していますから、「女一人北の大地」の句はその時の句でしょう。法律家として極寒の地を踏む時の、意気込みの伴子像が瞼に浮かびます。
松村多美
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