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角川春樹 句集『JAPAN』

角川春樹 句集『JAPAN』のご紹介です。

父、母、そして故郷への追慕。

一行詩に賭ける

角川春樹のいのちの賛歌。

 

私にとって俳句は、のっぴきならない詩なのだ。盆栽俳句は詩でもなんでもない。今年の一月八日の私の誕生日に、私は長渕剛の詩と出逢った。長渕の「親知らず」という曲だった。私は長渕の歌と詩に魂が決定的に震えたのだ。私は長渕の全アルバムを購入し、家でも、会社でも、車の中でも長渕の詩に耳を傾けた。「Japan」「家族」「とんぼ」「しゃぼん玉」。私を感動させる歌に何曲も出逢った。私が郷土を通して日本を詠うという試みに、「JAPAN」というタイトルに決めたのは、長渕剛の曲名からである。長渕は現在の詩人が喪失した言葉の力を持ち、まっすぐ魂に訴えてくる。長渕剛はまぎれもなく詩人であり、真実の愛国者なのである。

<亀鳴くやのつぴきならぬ一行詩 春樹>

(「あとがき」より)

 

●目次●

一行の詩
OH NIPPON
戦艦大和
すばる忌

あとがき

一行詩として生きる 角川春樹・福田和也対談
我が兄!春樹  長渕剛
解説/恩愛とたましいの叫び――角川春樹俳句の近業 佐川広治

●本書より●

<降る雪や祖霊を宿す蔵の梁>
<鱈裂くやただひと色に海と空>
<鱒寿しの箸に崩れて雪もよひ>
<自販機のコーヒーぬるき寺山忌>
<昴忌の夜は風鈴の鳴りやまず>

 

出版年月 2005年8月
ISBNコード 4-86173-286-7
税抜価格 1700円
頁数・縦 236P 19cm

 

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