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坂口昌弘『ヴァーサス日本文化精神史』

坂口昌弘『ヴァーサス日本文化精神史』のご紹介です。

混沌とした日本の文化・文学に貫道する

精神を解明しようと試みた評論。

 

すべての文化観・精神は対立した関係ではなく、お互い相補性の関係にあることを深く理解するように試みた。

多様性に満ちた様々な精神がお互い対立するのではなく、相補性をもってこの世に存在して作者たちの生命を表現している。

(本書より)

 

●目次●

釈迦VSイエス・キリスト
  日本の仏教は釈迦の教えだったのか?
  イエスは、神なのか、人間なのか?
孔子VS荘子
  孔子は怪力乱神を語らなかったか
  芭蕉の中の荘子
  芭蕉の句の中の荘子
  和と道の精神――日本文化の中のタオ
陶淵明VS李白
  詩の奥の山水思想と隠遁の精神
柿本人麻呂VS大伴家持
  人麻呂はなぜ歌聖・歌の神になったのか?
  花鳥諷詠と近代的憂愁のルーツ
空海VS親鸞
  大日如来という光の仏
  阿弥陀仏という光の仏
紫式部VS吉田兼好
  物の怪と、もののあわれの物語
  存命の喜びを楽しむ
西行VS明恵
  地上一寸VS地上一尺
一休VS良寛
  若い女性を愛した老僧
宗祇VS心敬
  氷ばかり艶なるはなし
利休VS雪舟
  花も紅葉もなかりけり
ニュートンVSアインシュタイン
  科学と調和する宇宙的宗教性
松尾芭蕉VS小林一茶
  芭蕉はなぜ俳聖・霊神になり得たのか?
  貫道する物は命なり
  神国から部落問題まで詠んだ一茶
上島鬼貫VS与謝蕪村
  まことの外に俳諧なし
  我も死して碑に辺せむ枯尾花
南方熊楠VS釈迢空
  昭和天皇が会った在野の学者
  人間を深く愛する神ありて
小林秀雄VS山本健吉
  批評の神様が信じたもの
  いのちとかたち
白川静VS梅原猛
  文学は神様を相手に創られた
  日本文化の原理 縄魂弥才
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-86438-479-7
税抜価格 2250円
頁数・縦 328P 19cm

 

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