投稿日:

抜井諒一 句集『真青』

抜井諒一 句集『真青』のご紹介です。

第六回北斗賞受賞!

<真青なる闇に触れたる蛍の火>

 

本書は私の処女句集である。などと記すと、いかにも満を持して編んだ作品のようだが、実際は平成二十七年晩秋に北斗賞受賞の報を受け、あたふたと纏めたものである。北斗賞の一五〇句に自選の一五〇句を加え、三〇〇句を収録した。

平成二十年の秋夜。知人に誘われ、子持山の麓にある山本素竹邸で開催されている句会の末席に座ったことが始まり。否、その日の帰り際に素竹氏から頂いた句集『百句』(台所の隅に一冊だけ残っていた)を読んだことが始まりか。

それから八年の歳月を経て、人や自然との出会いに恵まれたおかげで本句集に収録した句が得られた。

(「あとがき」より)

●自選十句●

<影に入る落花の白くなりにけり>
<朧から出られぬ月の光かな>
<日の匂ひ夜風に残り夏めける>
<真青なる闇に触れたる蛍の火>
<水の中なる水色のラムネ壜>
<花火などなかつたやうな夜空かな>
<しなやかに帯を直せる踊の手>
<目逸らせばもう見付からぬ落葉かな>
<寒月の光しづけさへと変はる>
<いちめんの雪に焦点失へり>

 

出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-86438-568-8
税抜価格 1667円
頁数・縦 176P 19cm

 

ご注文は文學の森お問合せページまで

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です