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角川春樹 一行詩集『白鳥忌』

角川春樹 一行詩集『白鳥忌』のご紹介です。

森澄雄との魂の句会

<蒼茫の夜空を渡る雁の数>

 

私が『白鳥忌』で試みたのは、私と森澄雄先生の作品を対話形式にしたことである。現実には存在しない死者との対話を、一行詩を通して実現してみた。いわば、二人だけの句会である。読者は、森澄雄先生と私の、二人の作品を眺めることになる。この詩集は、遂に実現することのなかった森先生との約束の地、淡海への旅である。

(本書「死者との対話」より)

●自選十句●

<限りあるいのちを生きて花の雨>
<約束の旅にしあれば百日紅>
<百日紅わけてもいのち遥かなり>
<蒼茫の夜空を渡る雁の数>
<嵩なして月日過ぎゆく実南天>
<白鳥の日と思ふべし澄雄の忌>
<秋の淡海靉靆として暮れゆけり>
<梅真白大悲の色にまぎれなし>
<汝もまた白鳥となり帰りゆく>
<この道の果てはいづくへ雲に鳥>

 

出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-86173-666-7
税抜価格 2667円
頁数・縦 176P 19cm

 

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