投稿日:

角川春樹 震災句集『白い戦場』

角川春樹 震災句集『白い戦場』のご紹介です。

今、詩歌立ち上がる!

<白い戦場となるフクシマの忌なりけり>

 

今回の東日本大震災は「天災」と「人災」が引き起した戦後最大の出来事である。東日本の被災地は、敗戦直後の日本そのものであり、福島原発の大事故は広島と長崎の原爆に直結する。

今、東日本大震災後の日本の詩歌は、改めて、「何を、どう詠む」べきかが問われている。

(「あとがき」より)

●自選十句●

<なゐふるや飢餓列島の吹雪きゐる>
<にんげんの鱗の乾く震災忌>
<地震狂ふ荒地に詩歌立ち上がる>
<白い戦場となるフクシマの忌なりけり>
<今日生きて今日の花見るいのちかな>
<慟哭のこゑ天にある桜かな>
<瓦礫より詩の立ち上がる夕立かな>
<ヒロシマの一樹余さず蟬時雨>
<ざぶざぶと昼が朽ちゆく長崎忌>
<八月の海にいのちの帆を上げよ>

 

出版年月 2011年10月
ISBNコード 978-4-86438-020-1
税抜価格 2667円
頁数・縦 184P 19cm

 

ご注文は文學の森お問合せページまで

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です