
2009 年 04 月刊行書籍

【 女性俳人精華 】価 格 / 私家版
- 句 集 /
- 鵙の昼
- 著 者 /
- 萩原すず子
- 判 型 /
- 四六判上製・カバー装
師の語る 波郷先生 鵙の昼
師を離れて選句もままならず、拙い句の数々が恥ずかしいが、一所懸命だったあの頃の身の丈と思えば、いとおしくもある。
(「あとがき」より)

【 オリジナル句集 】価 格 / 私家版
- 句 集 /
- 石
- 著 者 /
- 秋山石声子
- 判 型 /
- 四六判上製・函入り
「俳句」は、私にとっては本当に難しくて怖い存在です。しかし、難しくても怖くても、鉄棒体操のように両手両足を使って必死になって縋りついている有様です。何故でしょうか。これは「俳句」の持つ摩訶不思議な魅力の所為なのでしょうか。「俳句」から「もう、止めろ」と言われればあっさりと手を離すことができますが、日本独特の最も短い「十七音の詩形」「十七音の宇宙」にすっかり魅せれてしまいました。そして、しがない一人の俳句作りが今日まで生きてきた証として、心の在りようを「俳句」という形で残し、この十年間に辿ってきた小道の風景を、余生のなかで振り返って楽しみたいと思っています。
(「あとがき」より)

【 200句精選シリーズ 】価 格 / 1,905円(税抜き)
- 句 集 /
- 濫觴
- 著 者 /
- 山下青坡
- 判 型 /
- 四六判並製・カバー装
昭和初期に生まれたものとしてよくぞまあここまで生き存えて来られたものと、自らへの傘寿の褒美として敢えて句集『濫觴』を上梓することとした。一句でも首肯・微苦笑して戴けるものがあれば望外の喜びである。
(「あとがき」より)

【 オリジナル句集 】価 格 / 2,667円(税抜き)
- 句 集 /
- 北斗の塩
- 著 者 /
- 上野下雨
- 判 型 /
- 四六判上製・函入り
清め盛る 北斗の塩に 春の色
句集名「北斗の塩」は大阪府の河内長野市の観心寺での作品であり、この大寺に北斗星が祀られていることに感動されての上の作品から決定させて頂いた。 このことは、上野下雨さんは俳句に対して虚心坦懐を貫いてこられた方であると思うからである。
佐藤麻績(「序」より)

【 女性俳人精華 】価 格 / 2,476円(税抜き)
- 句 集 /
- きらぼし
- 著 者 /
- 小泉 喬
- 判 型 /
- 四六判上製・カバー装
横溢せる想念の句への定着が美事であるのは、対象の見据え方に非凡な巧みさを有するためだろう。情景の斬り採りが独特の感性に裏打ちされて、作者の想いが奥に添えられてある。人生を濃く深く経てきた人にしか詠めない、味わい深い句群である。
笹倉 明(作家)

【 女性俳人精華 】価 格 / 2,476円(税抜き)
- 句 集 /
- 庭花火
- 著 者 /
- 岸田純子
- 判 型 /
- 四六判上製・カバー装
約束の 時は五時半 月見草
月見草と作者との約束、宙と月見草との約束、あるいは作者との他の誰かとの約束、などが思われ、月見草の花主である純子さんにしか詠めぬ優れた作品であると思う。
須川洋子(「序」より)

【 オリジナル句集 】価 格 / 2,381円(税抜き)
- 句 集 /
- 光エトランゼ
- 著 者 /
- 髙木ひかる
- 判 型 /
- 四六判上製・カバー装
句集『光エトランゼ』は、夫の念願であるシルクロードを中心に年に数度、旅をしております。おのずと旅の句が多いので、エトランゼと副題をつけました。「光」の字は上海の書道家であり友人の郭達先生が書いて下さいました。表紙の唐草模様は夫の力作です。 還暦の今日まで健康で楽しく生きてこられたのは、ひとえに私を暖かく支え守って下さる皆様のお陰と感謝しております。御礼申し上げます。
(「あとがき」より)

【 オリジナル句集 】価 格 / 私家版
- 句 集 /
- 花衣
- 著 者 /
- 山田緋咲子
- 判 型 /
- 菊判上製・カバー装
この句集の発行は 「亡き主人への感謝の気持と、 喜寿を人生の区切りとしたい」 という熱い思いに 依るものである。 製本は三十五部限定とし、 哀歓を共に出来る友人と 身内のみと、誠に潔い。
大中誉子(「序」より)

【 オリジナル句集 】価 格 / 2,476円(税抜き)
- 句 集 /
- 神の水
- 著 者 /
- 増田直子
- 判 型 /
- 四六判上製・カバー装
蓮ひらく音して神の水明り
五、七、五の魔物のような 世界に取り付かれて、 幾多の壁にぶつかりながら、 それを人生のステップにして たのしみ、 生きがいとなりました。
(「あとがき」より)

【 オリジナル句集 】価 格 / 2,667円(税抜き)
- 句 集 /
- 三餘
- 著 者 /
- 脇村禎徳
- 判 型 /
- 四六判上製・函入り
『三餘』とは、すなわち冬(年の余)と夜(日の余)と陰雨(時の余)を謂う。 私の俳句もまたその暇にあって、大きな時空のうちに束の間在る命の「今」を言いとめるべく日々努めた証しである。
(「あとがき」より)

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