2017 年 10 月刊行書籍
【 オリジナル句集 】
句歌文集 /
紙風船
著 者 /
高橋栄美子
判 型 /
四六判上製/カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
紙風船ころがってゐる仏間かな
息を吹きかけ、打てばふわっと浮く身体的感覚と、身近な仏を祀っている部屋との対照の中に、受け継がれてきた生命が貫流している。
落ちてきたら、もっと高く打ち上げようとする構図がその根本に窺うことができる。もっとしなやかに大らかに豊かに生きようとすることばが、明るく強く脈打っている。
田中俊廣
【 平成俳人叢書 】
句 集 /
曳舟
著 者 /
衛藤 梢月
判 型 /
四六判上製/カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
夏雲の 島にかかりて 小半日
平成十七年に句集『春の雪』を上梓して以来、引き続き『夏爐』誌上で古田紀一師の選を受けている。今後も、蕪城師から続く伝統の一端を守ってゆきたい。
「あとがき」より
【 オリジナル句集 】
句 集 /
烏瓜
著 者 /
竹鼻 瑠璃男
判 型 /
四六判上製/カバー装
価 格 /
2,500円(税抜き)
烏瓜 目鼻描かば 考ならむ
『烏瓜』は、『雪量計』『つがる』『ななかまど』に続く第四句集である。
句集名は、『烏瓜』とした。烏瓜は、地球の重力に耐え抜き、これに抗して必死にしがみついて生きているその姿が、現在の己の心根に類似を感じて共感したからである。
「あとがき」より
【 オリジナル句集 】
句 集 /
梨花
著 者 /
矢萩 ゆたか
判 型 /
四六判上製/カバー装
価 格 /
私家版
父母の 開きし山地 梨の花
月例俳句会や吟行会また、各種俳句大会に参加し二十余年が過ぎました。勉強するうちに、多数の俳友も出来、文芸はいかにあるべきか、人間の生き方、心の持ち方を考えさせられるようになりました。
「あとがき」より
【 その他 】
エッセイ /
米寿
著 者 /
神戸 道
判 型 /
四六判並製/カバー装
価 格 /
2,000円(税抜き)
粥占の 神事の祝詞 いと短か
権威に抗するリベラルな考えが伝わる達意の文章だった。半世紀前の授業が社会人生徒の心を鷲づかみにしたのは、この清廉な思想からのものだったと思い当たった。今回の新しいエッセイ集もその流れを伝えているだろう事は疑いない。
中田 重顕(「序文に代えて」より)
【 その他 】
入門書 /
桃子先生、俳句ここを教えて!
著 者 /
辻 桃子
判 型 /
四六判並製/カバー装
価 格 /
1,200円(税抜き)
ライバルと差をつける必読の一冊
本書は、二〇〇九年から二〇十六年までの八年間、「童子」誌に連載された「初心者講座・ここが知りたい」を改稿、加筆したものです。当初の目的は、俳句を始めて間もない人のために、具体的に俳句の作り方の疑問に答えようとしたものでした。毎回のテーマは、私が参加するいろいろな句会で寄せられた質問や、私自身が疑問に感じたことが元になっています。辻桃子先生のご回答は、具体的に実例を示して説明してくださるばかりか、俳人としての有り様や人としての生き方にまで及びました。「鐘は強く打てば大きく響き、弱く打てば小さく響く」のとおり、花子さん、月子さん、雪子さんのそれぞれの質問の深さに応じて、味わい深い答えが返ってきたのです。
増田 真麻(「疑問に答えていただいて」より)
【 その他 】
句文集 /
旧街道ー遊びをせんとや
著 者 /
小熊未央
判 型 /
四六判並製/カバー装
価 格 /
2,700円(税抜き)
餅花やいのちいたわる灯のごとし
作品は、作者のキャリアの積み重ねそのもの通り、市井日常の生活に、作者のあり余る感性の導きによって生まれた、人を惹きつける俳句が綴られている。
鈴木 明(「序」より)
【 オリジナル句集 】
句 集 /
道草
著 者 /
関 成美
判 型 /
四六判上製/カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
この山に蕨採りつつ世に余る
九十歳の今日まで、生きることに懸命で、気を抜いたり脇見をするゆとりがなかった。だからというわけではないが、ここらでちょっと息抜きをしてもよいのではないかと思うようになった。題名の『道草』は私の願望であり、夢といってもいい。道草の途中で、思いがけない出会いがあったり、異なる世界が覗けるかもしれない。そんな思いもある。
「あとがき」より

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