
2018 年 03 月刊行書籍

【 オリジナル句集 】価 格 / 2,667円(税抜き)
- 句 集 /
- 真清水
- 著 者 /
- 前澤宏光
- 判 型 /
- 四六判上製/カバー装
顔近づけて真清水を暗くせり
故郷の山地で出合った湧き水がモチーフとなった、望郷の句でもある。
「あとがき」より

【 その他 】価 格 / 2,200円(税抜き)
- 評論集 /
- 蕪村・山頭火・三鬼の魅力
- 著 者 /
- 成井惠子
- 判 型 /
- 四六判並製/カバー装
それぞれの作家を魅力ある一面に絞って実態把握を試みた。
画家でもあった蕪村は、素材の数量や配置の抒情性を秘めて独自性を示した。山頭火はのびやかに自由律の世界に入り、行乞の歩みを超えた律の句を詠んだ。一方、個性の人三鬼は、物質的なものと情感の不思議な漂いを実現した。三者の考察を通して、俳句の魅力は、「相異なる要素が融合する時空から生れる」との結論に至っている。
金子兜太

【 オリジナル句集 】価 格 / 2,667円(税抜き)
- 句 集 /
- 穴よりも
- 著 者 /
- 山下しげ人
- 判 型 /
- 四六判上製/カバー装
穴よりも大きく蟹の出て来たり
一読すると、圧倒的な季感が押し寄せてくるし、この自然と四季に対してじっくりと全身で立ち向かってきた著者の真摯な姿が目に浮かぶ。自然や季節を、じっくりと時間をかけて見つめ観察し対象に深く入り込み、そして瞬時に直観で作っておられるのが、いかにも客観写生派そのものの良き表現方法である。
岩岡中正(「序」より)

【 オリジナル句集 】価 格 / 2,500円(税抜き)
- 句 集 /
- 出逅ひ
- 著 者 /
- 占部詩子
- 判 型 /
- A5判並製/カバー装
この人と出逅ひし不思議天の川
この人は勿論「夫」であり、また俳句であり自然や多くの人とのめぐり逢い、心通わす幾人かの友でもあります。よき人に出逅えた自分を幸せと思います。
「あとがき」より

【 オリジナル句集 】価 格 / 2,667円(税抜き)
- 句 集 /
- 華甲
- 著 者 /
- 渡辺貞子
- 判 型 /
- 四六判上製/カバー装
鶏鳴に華甲の年の明けにけり
これほど花の句を、それもただ、見た、美しかったというのではなく、花を自分に引きつけて詠まれている。単に花の句が多いだけでなく、花を詠みながら、自分を詠んでいる。これが、この句集の最大の特徴だし、秀れた点だと思う。
高橋悦男

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