■ 女性俳人精華 |
「記紀の神」
雑賀純子 |
「まほろばの三山春の闌けにけり」
前山松花の提唱した
『円相の俳諧』から
さらにその先へ−。
あるがままに、
かつ好奇心を持って。
堀口俊一
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| ■ 俳句界叢書 |
「うさぎハット」
加藤みき |
私自身一つの区切りとして第二句集を編むことに致しました。
長年賜わった薫陶の中から言葉はやさしく、思いは深く、言霊を大切に、精神の物質化を、と心掛けそれを拠所にしてきました。
(「あとがき」より)
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■ オリジナル句集 |

「命名」
二松斐子 |
「拈華微笑まさに辛夷の開花どき」
葦水氏が継がれた二松家の歴史を、斐子さんは微笑して享受されたと言えそうである。
実際、形あるものとして『春夢草』を解読し復刻された。
その心は春の魁の辛夷の開花そのものである。
…佐藤麻績(「序」より)
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「葉風泰夢」
工藤泰子 |
冬ぬくし蔵から蓑と笠が出て土蔵に入って発見したのは妻と笠である。それはあるいは農具であったかもしれないし、旅のものであったかもしれない。
古びた蓑と笠を見ながら、「冬ぬくし」という季語を導き出したのであるが、季語への感受にも鋭いものがある。 茨木 和生
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「穂の原村」
早川翠風
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「雲雀野やむかし穂の国穂の原村」
「穂の原村」はわがふる里の古名であり、祖霊の地に思いを馳せ、穂の国発祥の地を自負する所以でもある。
(「あとがき」より)
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「春著」
徳岡美祢子 |
「春著着て一日一句心置く」
句集の表題となった「春著」は紅梅の樹皮から得た草木染の逸品であるとかで、好みの色にお人柄が窺われます。
この句は初句会での句でしょうか、一日一句を志す決意を秘めた年頭の自画像であります。
春著の色を想像するだけで楽しい。 …岩垣子鹿
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「窓」
臼井無窓子 |
いま俳句はマラソンと記したがスポーツのマラソンは時間の記録を競うが、俳句には時間の記録は不要である。
ただゆっくりと続けていくこと、走ってゆくことでいいのである。
マイペースでいい。休むことなく、野を越え、山を越え、ときには海を越えて走り続ければいい。
作者がどんな風に走り続けてきたかは、私がここに喋々するまでもなく、この一巻に目を通せば明白である。
星野麥丘人(「序」より)
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