■ 200句精選
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「早苗田」
根本たか子 |
私の好きな言葉に、
ヘルマン・ヘッセの
「土と植物を相手にする仕事は、瞑想するのと同じように、魂を解放させてくれる」
があるが、著者はこれからも土や植物を相手に、自然と同化して生きていくであろう。
香取哲郎
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「福寿草」
茅田春恵 |
たらちねの母の余生や福寿草
「老うほどに母を恋しがるように
なりました」と笑う著者であるが、
集中には母を恋う作品が多く見て
とれる。句集名は、母の好きだった
福寿草に思いを寄せる著者の一途
さによって付けられた。
井上論天(「序」より) |
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| ■ 俳句界叢書 |
「空の名前」
若林千尋 |
今回の句集の上梓も、今までの作品を客観的に視ることにより、新しい自分との出遇いを模索してゆこうという意志の表れと、大いなる賛意と期待を表明しておきたい。
土肥幸弘
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| ■平成俳人群像 |
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「駝鳥の空」
橋詠子 |
銀杏黄葉食みつ駝鳥は空を恋ふ
空を恋う駝鳥が動かす
口ばしには銀杏黄葉、
凡と華の組み合わせ、
眼は相思にうるんでいる。
詠子さんの心理的な句は
深み深みへと進みはじめた。
河野多希女
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| ■ベストセラーシリーズ 第3期 |

「亀」
平井寛志 |
既刊句集「蟹」と、それ以後の新作より精選した代表作300句。集名は、「蟹」以後の句集は亀か貝にしたいと思い続けていたので「亀」とした。
(「あとがき」より)
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■ オリジナル句集 |

「億年の翡翠」
河村信子 |
秋の颱風の中を鳥や蝶が上下に飛翔しながら運ばれてきて颱風が消滅すると鳥も蝶も日本の空に放たれるということはかなり知られています。
パラ・グライダーで空を散歩する人からのまた聞きによりますと案外この地上のものも空を散歩していたりして思いがけない遭遇をすることもあるらしいのです。
(「あとがき」より)
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「生国」
田川 知 |
衣を脱ぐ蛇の微熱を思ひをり嫌われものの蛇の生々しいいのちが詠まれ、切ないまでの感動を覚える。作者の豊かな詩嚢に盛られた、旨酒の味わいではなかろうか。作者のいさぎよい脱皮の姿が、ここにある。
田中保(「序」より)
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「白い風」
田中正恵
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「賽銭の音コトコトと山紅葉」
山紅葉の華麗さと固形物の落ちていくコトコトという小さな音の響きとの対照は、山の神秘を感じさせる実に的確な表現だ。
田沼文雄
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「朴の花」
武田 規子 |
盤座の朴の花より明けゆけり
著者は身辺の事柄に深く心を寄せ、小さな命を慈しみ、風土を踏まえて対象を表現した。
『朴の花』はそうしたさまざまな風貌を持った句集である。
堀川草芳
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「かく生きて」
蛯名晶子 |
−「薫風」編集長の「すすき野」
「北鈴」「薫風」に発表した句の
集大成
人に対する深い愛情が更に深くなって、ときには優しく、ときには逞しく、情感の豊かな素晴らしい俳句が生まれる。
加藤憲曠(「序」より)
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