![不知火](/wp-content/uploads/siranui.jpg)
【オリジナル句集】
句集/不知火
著者/吉岡乱水
判型/四六判上製/カバー装
価格/2700円(税抜き)
不知火や一揆哀歌のありし海
私の故郷は島原半島で、島原の乱でほとんど壊滅した後に再生した悲劇の土地です。滅びた者たちの怨念の灯ではないでしょうが、有明海には不知火が立ちます。悲しい半島の歴史にあやかり題名を『不知火』としました。
![湖を出る川](/wp-content/uploads/biwako-1.jpg)
【その他】
句集/湖を出る川
著者/如月真菜
判型/四六判並製/カバー装
価格/1800円(税抜き)
芭蕉とかけめぐる近江
この「川」は琵琶湖から流れでるたった一本の川であり、また芭蕉、虚子、爽波から如月真菜へとつながる。俳諧の一本の流れでもある。
![老春](/wp-content/uploads/roushun.jpg)
【令和俳人叢書】
句集/老春
著者/松岡耕作
判型/四六判上製/カバー装
価格/2700円(税抜き)
老体もスキップしてみる春の道
第一句集『転がる桃』を刊行してから、あっという間に十八年の月日が流れた。目下卒寿を前に、句集名のとおり「老体」をいかに楽しむか、思い巡らしているこの頃である。
![花堤](/wp-content/uploads/hanazutsumi-1.jpg)
【オリジナル句集】
句集/花堤
著者/青山光世
判型/四六判上製/カバー装
価格/私家版円(税抜き)
母の歩に合はせて歩く花堤
初期から見てきて感じることは、俳句の形の美しさであり、リズムの良さであり、これが格調の高い俳句として揺るぎない評価を得ている。この表現を成すことができるのは、確かな観察力、洞察力を持ち合わせておられるに他ならない。