2016/07/27 花海棠 これまで教師として学んでこられた生涯を反映して、どの句も着実な写生と穏やかな眼差にあふれている。そのゆとりある人柄と生活と俳句が、みごとな三位一体となってこの句集に結実したという気がする。 岩岡中正 MORE
2016/07/27 三ヶ日町水鳥の会俳句歳時記 俳句結社「水鳥」の主宰、私の俳句の師匠でもある井村経郷先生は、蛇笏賞を受賞された著名な俳人、故百合山羽公師の教え<水鳥の川わかれては夕日さす>を守りつつ、静岡県浜松市北区三ヶ日町において俳句道を探求されています。今般、井 […] MORE
2016/07/27 枇杷 ちょうどこの句集を編むために作品を整理していたころが花の盛りであった。作品と向き合いながら自室の窓から眺めていると、私と共に歩んできた長い年月を思い起こし、懐かしさと同時に改めて元気づけられた。 「あとがき」より MORE
2016/07/27 陽子の俳句ノート 陽子さんにはふるさとが二つあった。一つは生まれた在所。もう一つは山。若い頃から登山に親しまれていた陽子さん。二〇〇七年、颯爽と寂光俳句会に入会されると、その非凡な才能と登山経験から、たちまち完成された作品を発表していった […] MORE
2016/07/27 流灯 生まれた地・広島は、父母や兄と共にあった靖生さんの俳句のルーツでもあります。その広島への思いは強く、広島を詠んだ句に思いの深さが見えることは当然のことです。俳句研鑽は熱心で、自然界、人間界での出会いの尊さ、感謝の気持を、 […] MORE
2016/07/27 星辰 句集名は、毎晩習慣のように夜空を見ることが多く、心の内に星と語り合うことが多いので『星辰』とした。それぞれの章名「オリオン」「銀漢」「春の星」も、その年の星の句に因んだ。 「あとがき」より MORE
2016/07/27 大銀河 この度の第二句集は公職も第二の職場も離れての作品ですから第一句集よりも自然と平穏な句が選べたと思っています。句集名を「大銀河」としましたのは、義姉の百歳のお祝いとしての句を贈りました。 「あとがき」より MORE
2016/07/27 水仙 菅章江さんの遺してあった俳句を改めてつぶさに読ませて頂いて、約三百句をこの遺句集『水仙』に収めた。この選句をしている時でも菅章江さんの俳句が秘めている知的な把握と非凡な描写、これらに感銘したことを明記しておきたい。 大牧 […] MORE