2月, 2017 - 文學の森

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葱坊主

傘寿を記念しての第一句集。「青雲」終刊後、平成十七年「鹿火屋」に入会。以後、平成二十七年までの間に詠んだ中から、三〇〇句を厳選収録。

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旅鞄

市井に哀歓とともに生きる女人たちを屈託なく描写したこの句の息遣いはどうだろう。さながらに子安講の神さま木花開耶姫(このはなのさくやひめ)が、祀られたままに偕に笑いさんざめいているかのようだ。まことに一箇の春の風味のような […]

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冬銀河

作者の強靭な意志は、まさに流転の人生によって与えられたものであろう。人生の深淵の闇をいくたびも潜り抜けたことによって、付与されたものに違いない。光を求めて、作者は今も歩み続ける。 松永唯道

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花行脚

この一句が彼女の今の生の全てであろう。杖をつき歩きゆく後ろ姿から、二人が共に生きてきた歳月が桜の花びらとなって見えてくる。「同人」俳誌一千百号『句は人なり』という月斗先生の詩塊を表題とした合同句集の中から、松尾千代子さん […]

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門田

門田とは、屋敷地の地続きにある田圃のことです。大事な存在である門田は、私を育ててくれた原風景だと思っています。 (本書より)

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双樹の欅

その年初めての蝉の声を耳にしつつ人生を振り返り、俳句を作り始めてからの日々を顧みているように思われる。今、俳句を続けたことに創造の喜びを感じ、自分にめぐり会うことのできた満足感があったならば、共に慶びたい。 藤田 宏

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故郷

山崎さんのふるさと俳句は、ただ、題材としてふるさとを詠んでいるというのではなく、そこに山崎さんのふるさとへの思いが、しっかりと詠み込まれているところに特徴がある。 高橋悦男

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続朱雀門

「イメージする」事が写生俳句の眼目であると思う。言葉の意味通りに間違いなく、テニヲハさえも疎かにせず、イメージしていくと情景が正確に捉えられ、自然と余意余情も解ってくる。 「はじめに」より

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