12月, 2019 - 文學の森

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六万騎山

単純な言い方だが、これだけで六万ものかたくりの花が一面に広がっているような不思議な効果が出ているようにも思えてくる。句集名になったこの句により、六万騎山が生き生きとしてきたと思うがどうだろうか。 棚山波朗

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芭蕉が超一流の俳人となった理由がわかりますか。歳時記に縛られ過ぎていませんか。俳句の善し悪しは説明できますか。あなたの俳句は説明に陥っていませんか。芭蕉に学び、句境を広げる工夫から俳句上達への模索まで、やさしい語り口で読 […]

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やさしきひと

十六歳で俳句を始めて、数年の空白がありつつ、三十二歳現在まで俳句を続けてきた。句集を編むにあたり一八〇句をかき集め、案外、悪くないと思った。私は俳句をやめないだろう。 「あとがき」より

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紀淡海峡

このような地に育ったひとみさんは、天真爛漫で大らかな人柄であります。句には、作者の意識をしていない抒情の流れがごく自然に見られます。そして、その借物ではない本当の自分のものを作っている事が清清しく思われます。 古賀雪江「 […]

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「春嶺」に連載した247誌延べ382冊の”俳誌山脈“は、平成を過ごした俳人の足跡の記録であり、平成を詠じた一句一句の記憶である。人間に代わりAI[人工知能]が台頭する時代・令和ーーそれでも人々は俳句を詠み、森羅万象を刻み […]

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花筏

この作者の俳句の特質は明るい感性と豊かな抒情性であり、人生経験の豊かさが作品の特長であると言えよう。 行川行人

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二千年問題

句集『二千年問題』は「いま、我、眼前」と「実」が主体、深く感動している。更なる俳句精神を養い、力を発揮して欲しく思う。そして本書が大勢に愛されることを心より祈念申し上げる。 鈴木節子

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