12月, 2020 - 文學の森

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金扇

昭美さんは、代々の師や先輩からの教えを胸に深く抱いて精進を続けられ、いよいよ「もの」を観る眼力もゆたかに、自然諷詠にも冴えが増し、情感を漂わす洗練された句を成されております。 古賀雪江(「序」より)

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冬銀河

俳句のほかに、散文、句表もおさめたアンソロジーとなりました。母の心から咲きこぼれる華のかずかず、その諧謔(ユーモア)、楽観(オプティミズム)、そして現実(リアリティ)と幻想(ファンタジー)の間にある余韻を感じていただけれ […]

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去年今年

このようにこころから温まる句集も珍しい。やさしく上品な眞知子さんのオーラが全句を覆っているからでしょうか。この句集を囲んでご家族が談笑している姿をふっと垣間見たくなります。 河内静魚

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蠟梅

この人は、俳句の世界の中でずっと生きてきて、今関西の方の新聞の選者になっている。関西というところは、おもしろい俳人が多い所だから、そういう中で選ばれるのは若森の才能だ。 金子兜太

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緋の色

うっかりすると見落としてしまいそうな「染め」の勘どころをぴたりと押さえた句だ。教員・主婦・福祉の人、そして、染色家。さらに俳人とめまぐるしい日常を過ごしながら、社会問題にも関心を怠らない人、それが英子さんなのだ。 加古宗 […]

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新樹光

紘子俳句は初心時代から徐々に変化を見せ、表面的な写生から。ものの命をねんごろに詠むようになる。俳句を始めて、まだ十四年。紘子俳句は今後、さらに深みを増すに違いない。 田島和生

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初堰の日

初堰は一月八日、八ヶ岳を水源とする水利権を見回る一年のはじめの行事で、今年も始まる緊張感を詠んだ句に実感がある。山を財産区に持つ山村では、町住みの者には計りかねる長い伝統の中で培われた連帯感がある。 宮坂静生(「序」より […]

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月刊 俳句界 2020年12月号 毎月25日発売/A5判/定価1,000円 Amazonで購入する 今もひびく昭和の名句《後編》 石田波郷|桂 信子|森 澄雄|飯田隆太 飯島晴子|村越化石|藤田湘子|田中裕明 他 俳句界 […]

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