5月, 2021 - 文學の森

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群青い耳

「群青い」は、その〈若さ〉の表象であろう。今だって十分若いが、びんびんと耳尖らせていた時期への拘泥もあろう。それから二十年、詩性も成熟して現代俳句の尖兵としての自負もあろう。〈群青い〉は自らの詩性を世に示す、意気のある旗 […]

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銀杏

中学上級の頃より、詩・短文などを書いており、大学や就職してからも文学と関わってきました。また、趣味が多く部屋中、本だらけの生活をしているため、なかなか纏めることが出来ないでおりましたが、この度、句集を編むことが出来ました […]

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日高見野

遠く日高見の野へまで見はるかす時空に、万物のオントロギーを探る。

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コスモスの径

技巧的で、抒情的であり、女性でなければ詠いあげられぬ境地というべきであろう。女を題材とした作者の句に佳句の多いのは、客観的に自己を観る目が備わっている故である。 原田樹一(「風鈴」昭和五十年八月号および五十三年五月号より […]

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梅が香の里

俳句を始めて二十年。鳥の声、蜜柑や梅の収穫の喜びなどを句にして、孫の句、旅の句も思い出に—―。

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歩き神

世界中でウイルスが蔓延する中、必ずこの苦難から乗り越えられることを信じている。人をそぞろ歩きや旅に誘い出す神にあやかり、句集名を『歩き神』とした。これからも私の旅は続く。

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東京の雑煮

何気ない、何の衒いもない句なのではあるが、星野君を現して一点の曇りもない。彼のやさしさ、静かさ、穏やかさが匂い出ている。この句を読むと、彼のいつも変わらぬ笑顔を思いだすだけでなく、おい、傘寿を寿ぐにはまだ早すぎるんじゃな […]

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月刊 俳句界 2021年5月号 毎月25日発売/A5判/定価1,000円 Amazonで購入する 俳句と短歌 堀本裕樹|高山れおな|西村麒麟|秦 夕美|藤原龍一郎|佐々木六戈|喜多昭夫|堀田季何|うにがわえりも|東 直子 […]

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