この度、老体最後の力をふりしぼって拙句、駄句も顧みず纏めてみました。世に出せる作品でないことは承知していますが、自らの呟きとして、泣いても笑っても愈々最晩年の小史のひと綴りであります。 (「あとがき」より)          
        
      11月, 2021 - 文學の森
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2021/11/26
薄荷飴
          句集『薄荷飴』を通して気のつくことは、時候、天文、地理の三つの歳時暦から詩因の多くを求めていることである。四季の移ろいの寒暖、光や影、空気の動きを作者は身体全体で受け止めて、詩ごころを発展させている。 内海良太          
        
      2021/11/18
飛翔
          四季折々の自然を、人々の営みを五感で受け止め、写生の道を深めていきたい。 (「あとがき」より)          
        
      2021/11/03
星雲
          令和二年十一月三日逝去、山口誓子直系の俳誌として誓子の俳句精神を継承しつつ、「景情一如」「自然随順」のさらなる向上を標榜した俳句人生。          
        
      2021/11/01
月刊 俳句界 2021年11月号
          月刊 俳句界 2021年11月号 毎月25日発売/A5判/定価1,000円 Amazonで購入する 俳句と神話の息づく地 九州俳人競詠 野中亮介|小浜史都女|吉岡乱水|福永満幸|秋篠光広|布施伊夜子|淵脇 護 ほか 特集 […]          
        
      2021/11/01
俳句の音韻について 母音を中心として
          五七五という俳句に固有の音韻構造、あるいは短歌の上の句でも同様の俳響点がつくとすると、七五調、あるいは五七調に起因するものかもしれない。とすると、内容と関連するのは何であろうか。いずれにしても、「俳句の音韻調べ」という素 […]          
        
      2021/11/01
鳥雲に
          歩いて数分の所に芭蕉が奥の細道の途次に訪れた信夫文知摺があり、そこから月の輪渡し跡と芭蕉、楸邨の歩いた足跡をたどる。又かつて阿武隈川が湾曲して流れていたあたりに縄文時代の宮畑遺跡があって、いつもの散歩道として幾たびとなく […]          
        
      2021/11/01
陸酔
          句集名は『陸酔』とした。造語である。船に乗った方、或いは船旅の経験のある方はご存じと思うが、船から岸壁に上がった瞬間足下の地面が揺れ体がふらついた経験があると思う。これが船酔いならぬ陸酔いである。時間がたてば治るものであ […]          
        
      


