4月, 2013 - 文學の森 - Page 2

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永遠の駅

中尾公彦は「銀河集」において、六か月間首位を連続して獲得し、「銀河賞」をストレートで受賞し、無鑑査同人となった。「河」の初登場から丸三年、最も短期間で無鑑査同人となったのは中尾公彦だけである。私は四年間の軌跡を辿り、彼の […]

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すべて些事

私的でありながら普遍性をもつ句がベスト、という私の考えに照らせば、谷山さんの句群はそれに適う。足がしっかりと地について、目線はたゆまず対象を見据え、自身の情を溶かし込んでいく。その手練が凡手ならず、その時々の心の感度がよ […]

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遊戯

句集名は『遊戯』、読み方は、仏典や荘子に倣って「ゆげ」とした。本来「遊戯」は「遊び戯れること」であるが、人生は楽しむべきものだと思っている。七十歳を過ぎてから、晩年を意識するようになったが、反面、人生を前向きに、夢に向か […]

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前著に続いて、旭句集『浮舟』『桜蘭』『天恵』の作品鑑賞六十七句を集めて、『新・松本旭俳句鑑賞』を出すという。この著書により、全国の文人・俳人たちに旭句集を理解・鑑賞してもらえる機会になると思うと、うれしい限りである。彼女 […]

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