7月, 2013 - 文學の森

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美峰

風雅の種に、風姿を調え、 風情の花として咲かせる――。 獅子門同人、 たわわなる結実。

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傀子二集

みずからを「傀子=人間のなかの鬼の子」と称する著者が、日常のなかから拾い上げたことばの数々。 集大成としての第二句集

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欠伸

題名を『欠伸』としたのにあまり深い意味はない。集中に欠伸の句はあるけれど、その句にこだわりは無い。 欠伸の出る時のような肩の力の抜けた自然体になんとなく憧れを覚えていたから。 ただそれだけのことである。 (「あとがき」よ […]

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海市

優れた俳人がみなそうであるように、淑枝さんは作句のはじめから、この詩型の本質を摑んでしまっていたのである。しなやかで典雅な作風は生来のものなのである。 伊藤通明(「跋」より)

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兀兀

句集最後の句の不思議な漢字「兀」と、このそら恐ろしい時空の不思議が私の中で重なってしまい、捨て難い句になってしまいました。 (「あとがき」より)

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俳句は作句と鑑賞に分かれるが、両者は不即不離、表裏のごとく一体となっており、鑑賞なくして作句なく、作句なくして句を充分に味わうことは出来ない。多くの句を読まなければ、句作の上達は望めない。また、句を作ることによって、ただ […]

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日の神

民子さんとの付き合いも三十年近くになるが、この人程仲間から信頼される人を私は知らない。 父君は会津の出身だという。一本筋の通った作者の生き様は、正に会津の血といってよいであろう。 関口謙太(「跋」より)

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光のうつは

音と匂いと光と色が織りなす心の世界、魂の世界。 本多俊子の精神の風景がそこに在る。 高橋将夫

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難波津

私は四年前第三句集を出そうと思った。息子が、大阪住まいが永かったので、「大阪」としたらどうかと言うので、「難波津」とした。茨木和生先生と西田野李男先生に見てもらった。茨木先生は「難波津」という言葉を使った句が欲しいと言わ […]

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冬麗

郷土の伊佐沼での作。 ひそかさと冬のうららかさ。 そこには作者の安穏を祈る心が寄り添っている。 景に情を寄せた諷詠。 印象明瞭な句である。 落合水尾(「序」より)

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