2013/07/11 欠伸 題名を『欠伸』としたのにあまり深い意味はない。集中に欠伸の句はあるけれど、その句にこだわりは無い。 欠伸の出る時のような肩の力の抜けた自然体になんとなく憧れを覚えていたから。 ただそれだけのことである。 (「あとがき」よ […] MORE
2013/07/11 海市 優れた俳人がみなそうであるように、淑枝さんは作句のはじめから、この詩型の本質を摑んでしまっていたのである。しなやかで典雅な作風は生来のものなのである。 伊藤通明(「跋」より) MORE
2013/07/11 秀句鑑賞歳時記 俳句は作句と鑑賞に分かれるが、両者は不即不離、表裏のごとく一体となっており、鑑賞なくして作句なく、作句なくして句を充分に味わうことは出来ない。多くの句を読まなければ、句作の上達は望めない。また、句を作ることによって、ただ […] MORE
2013/07/11 日の神 民子さんとの付き合いも三十年近くになるが、この人程仲間から信頼される人を私は知らない。 父君は会津の出身だという。一本筋の通った作者の生き様は、正に会津の血といってよいであろう。 関口謙太(「跋」より) MORE
2013/07/11 難波津 私は四年前第三句集を出そうと思った。息子が、大阪住まいが永かったので、「大阪」としたらどうかと言うので、「難波津」とした。茨木和生先生と西田野李男先生に見てもらった。茨木先生は「難波津」という言葉を使った句が欲しいと言わ […] MORE