7月, 2013 - 文學の森 - Page 2

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鴇色の月

春の芽吹き、秋の月を見て詩ごころの動かない人は少ないのではないでしょうか。そんな折々の想いをまとめてみました。 生れ育った郷里、仙北の風土性、培われた感性の一端を垣間見ていただけたら望外の喜びです。 (「あとがき」より)

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楷の風

本書は、集中の句の「樟の風楷の風くる端午かな」に拠って『楷の風』と名づけた。本書中の代表句というわけではないが、石龍子俳句の今後のさらなる句境の進展を願っての命名である。 波戸岡 旭(「序」より)

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のうぜん

ゑるざさんは、俳句を詠む上での姿勢についても、しっかりしたお考えをお持ちで「俳句は日記だとおっしゃる方もいらっしゃいますが、私にとっては日記ではなく、日本人として生きている自分の在り処えを詠む」と断言しておられます。 名 […]

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薔薇の風

この句は、勤めを持ちつつも庭中に薔薇を育て、薔薇に囲まれて暮らされている現在の篤子さんの自画像である。篤子さんと私は同い年、団塊の世代を生きてきた。これからどういう世界を切り開いていかれるのか、共に歩んでいけることを願う […]

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木椅子

著者の作品は、五・七・五の字句に、巧みに選択、配合された言葉、季語が、若々しい発想のもとに見事に開花、融合し、一句の中に、独特な詩性と悲性を秘した妖精のような世界が、華麗に繰り展げられている。 河野 薫

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