11月, 2013 - 文學の森 - Page 2

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時計草

初期の句の素直な詠み方や対象物への思い入れも良いが、後になればなるほど青畝、峠に鍛えられた かつらぎ流の表現力豊かな句がどんどん見られる。八十路を少し超えられたばかりの作者には、まだまだ佳句秀句を期待したい。 森田純一郎 […]

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怒濤

杓谷多見夫師は穏和なお人柄でしたが、俳句のこととなると情熱的で、他人にもご自分にも厳しい人でした。 自らを奮い立たせてやまない孤高の俳人でした。 米山潤三

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月しろ

「情義におぼれず、男性のように理論がしっかり構築されている」という師・大野林火の言葉を胸に、俳の道を歩み続ける決意の一集。

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隠岐青嶺

角川源義、後長耕浦このお二人を見事に詠み上げ、隠岐青嶺と据えたこの句、譬えれば、感恩の一句であろう。 佐藤麻績(「序」より)

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石鎚

父・津野大蔵(俳号・大草)は、今からほぼ十九年前に逝った。生前は農業を営むかたわら、かなり熱心に句作にいそしんだ。昭和二十年以降の俳誌「ホトトギス」等の俳誌が百数十冊残されていることからも窮えるが、父は高濱虚子を師と仰ぎ […]

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