3月, 2014 - 文學の森

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淡墨桜

昭和12年名古屋に於いて「牡丹」は創刊された。創刊主宰は加藤霞村であり、歿後、幾多の変遷空白を経て、昭和62年浅野右橘により復刊を果たした。この合同句集は年齢・俳歴の長短に拘わらず、「牡丹」誌友一人一人の足跡が刻まれた貴 […]

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春の浮橋

俳句を長いこと嗜んでおりましたところ、所属していた「琅?」が終刊となってしまいました。せめて今までの句を纏めて句集にしようと思い立ちました。色々な所へ行かせてもらって、その折りの句がここに載っております。 (「あとがき」 […]

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風のゆりかご

教職にあった人らしく、句集『風のゆりかご』は四月始まりの月別編集である。ほんの少し動くスピードを変えた薫さんの視線が、次に捉えるのは何だろう。 髙田正子

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祭笛

題名「祭笛」は20代より獅子舞や祭笛をつづけ、ほぼ60年の歳月を経たもので、生涯の記念として纏めることにした。 (「あとがき」より)

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暮色

心引かれた対象を凝視し、何かを発見し、それを表現し得たと感じた時、その時の達成感、充実感が私の句作を支えてくれている。 (「あとがき」より)

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続・松韻

三人の娘の母として、小さな手をとり育んで参りました。その娘達の手がいつの間にか今、私の手をとり守ってくれていることが不思議に思われます。そしてそれぞれ又逞しい手がふえ、その手から小さな手が生まれ、それらの手に支えられて八 […]

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蓬籠

蓬籠から芳香が溢れるように、第一句集『筑後川』以降十五年に亘る作品の集大成。 うぶすな筑後の山河のように大らかで、個性豊かな風韻をなす。 岸原清行「青嶺」主宰

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春の山

今回の句集『春の山』は私の五冊目の句集となります。すこしずつ自分の立っている場所も見えて来る様になりました。生涯一作者として終焉を迎えられたらと、この細い俳句の径を一歩、一歩、夫と二人、一日、一日を大切に過したいと願う気 […]

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火喰鳥

第十五回俳句界評論賞受賞者によるきらめく知性と情熱あふれる待望の第二句集。 ここにはキリスト教から「社会性俳句」へ、さらには古典、西洋、政治、世界的事件等に至るまで、あらゆるものが渦巻いている。

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花時

古来の花を重んずる気持がみたされるような句を常々詠みたいと及ばずながら思っている。 (「あとがき」より)

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