11月, 2014 - 文學の森 - Page 2

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山のもの

「良い感性の佳句」が沢山あるとの思いを強くしています。「草の花」の一泊吟行会等でも、常に叙景派の力を遺憾なく発揮され、何回も好成績を収めておられます。 名和未知男

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踊り下駄

センスと意思とに恵まれた、さまざまな可能性を蔵している百合子さんには、時々ドキッとさせられることがあります。百合子さんの句は明るく屈託がなく作品に苦渋のあとがさらさらないのが魅力であります。これから作品がいかようになって […]

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秋扇

幼稚園か保育園を眺めての作。ぼくもときどき何気なく眺めているときがあるが、そういうとき、どの子にも元気に育って欲しいと願っていることに気付くのだが、「胸に名を持つ」はなかなか言えそうで言えない。ここに詩人の眼を持った野島 […]

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銀河

行厨(こうちゅう)は、外出用の弁当をいうようだ。「行厨や」と、切字を用いて携帯した昼食の弁当を食している景を出現させ、次いで展望のきく高所から湖を見る。そして霧を移動させるという巧みな正攻法の描写である。俳句に必須な切字 […]

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