11月, 2015 - 文學の森 - Page 2

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抱花

先人達の精神の在り方を探るのも真摯なまでに無垢な純情をもちつづけている故であろう。広い世界観をもちながら、学ぶ心は少年の如くに素直な上、誰にでも教えを請うことを厭わない。風流の世を現役として生きるための知恵なのかも知れな […]

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ひなたぼこ

迪子さんはもともと何事にも熱心に取り組む才覚の持ち主であったから、俳句においても「七曜」の眼目、「見る、よく視る、よく観る」の基本をしっかり把握されている。句集出版を夫君とともに何よりの楽しみにしておられ、言わずもがな、 […]

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雪柳

冨美子さんの句は、総じて健気ともいえる優しさに充ちている。暮らしの内に、いつも生来の詩ごころを携えているのだろう。身辺を細やかな目で掬い、詠じ、季語の斡旋のよろしさも光る。 雨宮きぬよ

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