12月, 2015 - 文學の森 - Page 2

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ひつじ

なんとも爽やか。上のお孫さんと美穂子さん二人が年女だという。お孫さん姉妹のお一人が題字を、お一人があの素敵な松ぼっくりの羊を、羨ましいお話である。美穂子さんの笑顔が見える様だ。 岸本マチ子

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風の遍路

「あとがき」にもあるように、ご主人との永別によって、「ふっと人生は遍路だ、と思うようになりました」とのぶ子さんは書いている。句集名が『風の遍路』と決められたのも宜なるかな、と思うのである。 緒方 敬

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風の詩II

前回の句集から二十年、私にとっては激動の歳月であったと思います。喜寿という年になって何が残っているだろうと思った時、そうだ俳句だ、と思いました。物を見る目はいつも言葉を探し、季語との出会いを心がけております。 「あとがき […]

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武さんの句の特性は、自然界のもろもろのいのちと真正面から向き合っているところにある。一本の花のいのちと全身全霊で対峙している。まさに、心の眼で見ていると言えよう。俳句の本質をしっかりと把握している。写生句とは単なる写生で […]

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陶器の馬

良きご指導のおかげでこんな素敵な宇宙が広がった。先生はご自分の作句方法にはこだわらず、例句としていろいろな作家の作品を紹介された。篠原鳳作の<しんしんと肺碧きまで海の旅>等をあげられた時、私はすっかり魅せられて俳句の長い […]

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