6月, 2017 - 文學の森 - Page 2

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万巻の書

句集名『万巻の書』は、読書人、教養人である作者に似合っており、所を得た名といえる。漱石に心酔し、勉学に励んだ在りし日の作者の姿が垣間見えるようである。この句文集を米村さんの人生の分水嶺と喩えてみれば、この分水嶺からはさま […]

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続 芽ぶき

「・・・・・今の世、ともすれば薄れゆく感受性を豊かにするのは自然に相対し自然を詠じるのが一番手っ取り早い道ではなかろうか?自然の中には人間も入る。リーダーに育つ人ほど競争社会で和みも必要という気分を知って貰いたい」とう願 […]

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曼珠沙華

相手の心におのれの心を重ねることが、愛するということの本当の姿であろう。相手の心になって接するということ。せつさん自身のまぎれもない実感によって得られた句が、愛というものの本質に迫っている。 松浦加古

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