2017/12/16 風の声 驚くのは、ここ十数年間の、「あざみ」社内に留まらぬ、内外におけるその輝かしい作句活動と成果である。多胡氏の生き生きと俳句人生を楽しんでいる姿が、その成果、軌跡が、鮮やかに浮かんで来る。 河野 薫 MORE
2017/12/16 石狩湾岸 二 現実逃避ではなかった。遊びでもなかった。抵抗の手段でもなかった。あえて言えば自然の中での生きものの一つとして、歴史と社会の流れの中の一粒として生きた自分の、あるいは見てきたことの、記録なのかも知れません。 「あとがき」よ […] MORE
2017/12/16 鵙 鵙の秀句が多く見受けられるのも、本書の特徴である。伊賀に伝わる伝統をはじめ、伊賀の風土に根差した作品は、読者にしみじみとした感動をもたらしてくれる。 坂口緑志(「序」より) MORE
2017/12/16 七宝 律子さんは忙しい日々の中で七宝焼をたのしみ、七宝焼の名手である。 七宝は型を使って自由に表現するところが俳句にも似ているが、庭木や農の仕事の中で培われた丁寧で愛情深い目がここにも生きているのだろう。 辻 桃子 MORE
2017/12/16 粉雪 第二句集の『粉雪』は平成十八年から平成二十八年の、三百九十五句をもって一集としました。山形から一歩も出ない雪国育ち、山形の風土からの境涯句をこれからも書き留めて行こうと念じています。 「あとがき」より MORE