12月, 2017 - 文學の森 - Page 2

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農詩人

「鉛筆を鎌で削る」とは言い得ているのではあるまいか。土と生きる生活からの把握は、するどく繊細である。 榮水朝夫(本書より)

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風の声

驚くのは、ここ十数年間の、「あざみ」社内に留まらぬ、内外におけるその輝かしい作句活動と成果である。多胡氏の生き生きと俳句人生を楽しんでいる姿が、その成果、軌跡が、鮮やかに浮かんで来る。 河野 薫

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日常

この句集は、卒寿を自祝するということでの刊行であると思っている。普通の日は日常と同意でもあるので句集名を『日常』とした。 「あとがき」より

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石狩湾岸 二

現実逃避ではなかった。遊びでもなかった。抵抗の手段でもなかった。あえて言えば自然の中での生きものの一つとして、歴史と社会の流れの中の一粒として生きた自分の、あるいは見てきたことの、記録なのかも知れません。 「あとがき」よ […]

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鵙の秀句が多く見受けられるのも、本書の特徴である。伊賀に伝わる伝統をはじめ、伊賀の風土に根差した作品は、読者にしみじみとした感動をもたらしてくれる。 坂口緑志(「序」より)

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七宝

律子さんは忙しい日々の中で七宝焼をたのしみ、七宝焼の名手である。 七宝は型を使って自由に表現するところが俳句にも似ているが、庭木や農の仕事の中で培われた丁寧で愛情深い目がここにも生きているのだろう。 辻 桃子

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粉雪

第二句集の『粉雪』は平成十八年から平成二十八年の、三百九十五句をもって一集としました。山形から一歩も出ない雪国育ち、山形の風土からの境涯句をこれからも書き留めて行こうと念じています。 「あとがき」より

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石田波郷新人賞を始めとし、三十四歳にして数々の受賞歴を持つ西村麒麟。 俳壇待望の第二句集、ついに刊行──

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