【イカロス選書】
句集/花野に
著者/小西領南
判型/四六判上製/カバー装
価格/2667円(税抜き)
花野にとどく死去を告ぐ拡声器
人間に「あの世」があるとは信じませんが、日本や外国の宗教の一部に「花野」と死後の関係の書物も有ります。掲句は、あの世の妻をはじめ大勢の先輩、同僚に捧げる意味も含めました。
【オリジナル句集】
句集/続 松の尾
著者/久松久子
判型/文庫版・ビニールカバー装
価格/952円(税抜き)
風花に浮力をもらふ御神前
三年ほど前、松尾大社の宝物館に保管されていた十七体の神像が公開された。平安後期作と銘文が残る。神像として大変古いものとされ貴重な存在である。高さ一尺ほどで、虫喰いにかろうじて形ばかりのお姿のもあるが、神様というより翁媼の風貌で、笑顔の面差しが実に親しく、ちんまりと鎮座する。
【オリジナル句集】
句集/回流
著者/畑 佳与
判型/四六判上製/カバー装
価格/2800円(税抜き)
この道やてふてふと同じ風の中
この作品を最後に置いたのは、第一句集『花菜風』からの風の流れを感じたからである。「自分の目で見、自分の言葉、すなわちわかりやすい自分の言葉で俳句を作りたい。そして、感性を大切にしたい」第一句集に告白している言葉が今回も確認できた。
【平成俳人叢書】
句集/殻いろいろ
著者/松島あきら
判型/四六判上製/カバー装
価格/2667円(税抜き)
枕頭に積む重ね着の殻いろいろ
この句は「生」を、烈々とではないが穏やかに詠っている。この「穏やかさ」に反って詠まれた対象が鮮烈に迫っている。それは俳歴にもあるが、天性の詩質からくるものであろう。
【オリジナル句集】
句集/木綿の女
著者/山元志津香
判型/四六判上製/カバー装
価格/2667円(税抜き)
白南風や木綿の女になつてゆく
自然界からいただいた力を取り入れ、感謝の息をふっと吐くとき、嘘と違った虚の私の内奥の美学が、体温のある十七音に結晶してくると思いました。そこへ、ふと漏らされた姜琪東氏のひとこと「木綿は何回でも洗いが利くからね・・・」思わず迷っていた句集名が決定したという次第です。
【オリジナル句集】
句集/公渕
著者/小原登志春
判型/四六判上製/カバー装
価格/2667円(税抜き)
雨乞の話そろそろ讃岐みち
句集名は、生れ故郷の香川県高松市にある公渕池より『公渕』と名付けました。現在は大橋晄主宰の「花鳥諷詠・主客合一の写生」をモットーに、充実した、また愉しい俳句生活を送っております。



