【令和俳人叢書】
句集/梅ひらく
著者/梅津大八
判型/四六判上製/カバー装
価格/2700円(税抜き)
梅咲いて特に主張はなかりけり
梅は「梅津」の自己PRでもある。梅は寒い冬から春へと移る先駆けである。句も多かった。第一句集は物心ついてからこの方。六〇年もの様々な事柄、思いに触れる中でまとめたが、今回は四年分の俳句との付き合いを三二〇句並べることにした。
【俳句ライブラリー】
句集/夜想曲 歩行 作品4
著者/馬場吉彦
判型/四六判並製/カバー装
価格/3000円(税抜き)
佐保姫をそそと逃げるるうつ田姫
本句集は十五の番からなっている。これは大会参加の応募の記録であり、詠草である。その土地への挨拶であり、旅の記録でもある。全三〇〇句。『夜想曲 歩行 作品4』と名付けた所以である。
【オリジナル句集】
句集/絆
著者/橋本幸明
判型/四六判上製/カバー装
価格/2700円(税抜き)
はらからの秋の夜を来て誘われ
いつか自分自身の円につながるものの句集を出したいものと目論んだ。人生残り少なくなったが、ここでふんばり勇気をもって『絆』と命名し上木する。
【オリジナル句集】
句集/素馨
著者/尚野頼子
判型/四六判上製/カバー装
価格/2500円(税抜き)
仕立よき半生誂へ踊るなり
自分の故郷ながら九州の一寒村はまことに美しく様々の宝を秘めている。日頃無関心であった事に申し訳なく思う程である。芦屋の海岸の砂鉄で作られた芦屋釜は戦国武将の愛好品であった。秀遠一族も絶え城跡はかろうじて海に消えそうな気配を数本のさくらによって支えられている。人は死に又生きてくる。どんな芦屋になるだろうか。
【オリジナル句集】
句集/メビウスの帯
著者/櫻井波穂
判型/四六判並製/カバー装
価格/2700円(税抜き)
生と死はメビウスの帯星月夜
死者を愛する生者の内面で、死者はよみがえる。二人で歩んできた人生は、表面上は一人で歩む人生に変わったが、その一人が生き続けている間、これからも二人の人生は続いてゆく。あたかもメビウスの帯のように……。
【オリジナル句集】
句集/畑が呼んでゐる
著者/影島智子
判型/四六判上製・函入り
価格/2700円(税抜き)
初つばめ歩けるうちに旅せよと
俳句人生の六十年もあっという間の出来事でした。俳句の道が太いパイプとなって、今に繋がっていることは本当に嬉しいことです。初学の昭和四十年頃、大野林火先生にいただいた言葉ですが、〈明るい農婦を詠みなさい〉の一言が今に繋がっているのです。



