新刊情報 - 文學の森 - Page 151

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ひなたぼこ

【オリジナル句集】
句集/ひなたぼこ
著者/高井迪子
判型/四六判並製/カバー装
価格/2000円(税抜き)

ひなたぼこ母を丸ごと受け入れる

迪子さんはもともと何事にも熱心に取り組む才覚の持ち主であったから、俳句においても「七曜」の眼目、「見る、よく視る、よく観る」の基本をしっかり把握されている。句集出版を夫君とともに何よりの楽しみにしておられ、言わずもがな、夫・茂氏の献身的な愛の看取りと、その夫婦愛によってこの句集は誕生した。

橋本美代子
雪柳

【オリジナル句集】
句集/雪柳
著者/新保冨美子
判型/四六判上製/カバー装
価格/2593円(税抜き)

雪柳期待はいつも軽やかに

冨美子さんの句は、総じて健気ともいえる優しさに充ちている。暮らしの内に、いつも生来の詩ごころを携えているのだろう。身辺を細やかな目で掬い、詠じ、季語の斡旋のよろしさも光る。

雨宮きぬよ
勾玉池

【オリジナル句集】
句集/勾玉池
著者/西尾泰一
判型/四六判上製/カバー装
価格/私家版円(税抜き)

故郷は国の真秀ろば青田波

この句集は郷土愛に満ち、聖地伊勢の人ならではの句に満ちている。「真秀ろば」や「世古」という言葉がよく出てくる。神への格別の思いと、思い出がいっぱい詰まったふるさとを懐かしむ念の強さの故である。

石井いさお
沙羅

【オリジナル句集】
句集/沙羅
著者/小原福恵
判型/四六判上製/カバー装
価格/2593円(税抜き)

朝礼に一番咲きの沙羅双樹

夫君は句集を出版することを勧め、句集名は『沙羅』とするように言われていたとのこと。花木を愛され、病棟の庭に各種の椿と沙羅を植えておられたと聞く。惜しくも四年前に他界されたが、この度の沙羅の名を冠した句集の出版を、泉下でさぞお喜びであろう。

岸原清行
初桜

【オリジナル句集】
句集/初桜
著者/村上君代
判型/四六判上製/カバー装
価格/2593円(税抜き)

蒼天に水の匂ひの初桜

「世界で最小の詩型が俳句」というフレーズに惹かれ、なんの予備知識もなく無防備で一歩踏み込みました。今は亡き師・倉田紘文先生の御指導に感謝しつつ。

「あとがき」より
樹心

【オリジナル句集】
句集/樹心
著者/橋本良子
判型/四六判並製/カバー装
価格/2500円(税抜き)

春星や樹心に仏宿らせて

橋本さんは本質的に詩人であり、詩の心を持った俳人である。宇宙への憧憬を込め、ロマン溢れる作品であり、その寂寞とした詩境に遊ばせてくれて嬉しい。

川口 襄