新刊情報 – ページ 175

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秋宮

【俳句作家選集】
句集/秋宮
著者/松本美沙
判型/四六判上製/カバー装
価格/2571円(税抜き)

御柱建ちて真青な空と湖

『秋宮』は、国内外の旅行と山岳地帯および高原の作品を主として構成されている。諏訪の高原に長く縁を頂いてきた作者なので、諏訪郡下諏訪の下社の「秋宮」の名を句集名に頂いた。

鈴木太郎(「序」より)
葉脈

【ミューズ選書】
句集/葉脈
著者/西池みどり
判型/四六判上製/カバー装
価格/2667円(税抜き)

飛んでいる光の粒子霜の畑

光の粒子や葉脈に宿る美を言葉にして呟く。それは宇宙への憧憬にもつながる。徳島の風土を豊かに詠う「ひまわり」副主宰待望の第四句集。

満天の星

【和華双書】
句集/満天の星
著者/金子一石
判型/四六判並製/カバー装
価格/2095円(税抜き)

満天の星のひびきの冬至かな

医者と云う、人間相手の仕事をされていては、尚更自然に癒されることの嬉しさが感じられ、野山を歩かれたに違いない。客観的に自然や物を見る眼は確かなものであり、自然と一体になり余裕ある心で詠まれているところに好感がある。

酒井十八歩(「序」より)
楽藤庵記

【その他】
句集/楽藤庵記
著者/金山藤之助
判型/A5判並製・カバー装
価格/私家版円(税抜き)

著者は、摑まえた虫などは皆自分で飼って、徹底的に探究された。そんじょそこらの虫少年という程度ははるかに凌駕したもので、専門家も驚く程なのである。虫類からスタートしたものは小動物から草花まで、金山さんの眼力はとことん掘り下げるから、その知識は如何ばかりであるのか底が知れない。そして文章がうまいから読んでいても飽きる事がない。

泉田秋硯
印旛沼

【オリジナル句集】
句集/印旛沼
著者/木村映子
判型/四六判上製/カバー装
価格/2667円(税抜き)

稲架かけて水際しりぞく印旛沼

木村映子さんの作品は、いずれも達者である。聞くところによると、若い頃から随分病弱であったらしいが、作品は決して嫋嫋たるものではない。むしろ益荒男振の句が多い。確かな骨格の上に今後どの様な肉を付けて行かれるのか楽しみな作家である。

渡辺純枝
淡雪

【オリジナル句集】
句集/淡雪
著者/竹村良三
判型/四六判上製/カバー装
価格/2667円(税抜き)

淡雪や天上の妻息災か

辛く悲しい時を越えられ、独り暮しにも慣れ、端然と平穏に過ごされている頃、ちらちらとかすかな雪が舞い降りてきた。ふと奥様を思い出された。そして、「私は今幸せに生きているよ、君は大丈夫か」と亡き妻に呟くように呼びかけられた。淡々と詠み良三氏の優しさが滲み出た句である。

宮谷昌代(「跋」より)