新刊情報 – ページ 170

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時計草

【ベストセラーシリーズ】
句集/時計草
著者/小菅よしえ
判型/四六判上製/カバー装
価格/2476円(税抜き)

時計草開く開港記念日に

初期の句の素直な詠み方や対象物への思い入れも良いが、後になればなるほど青畝、峠に鍛えられた かつらぎ流の表現力豊かな句がどんどん見られる。八十路を少し超えられたばかりの作者には、まだまだ佳句秀句を期待したい。

森田純一郎(「序」より)
怒濤

【オリジナル句集】
句集/怒濤
著者/杓谷多見夫
判型/四六判上製/カバー装
価格/2667円(税抜き)

あたらしき霜柱踏み今日始まる

杓谷多見夫師は穏和なお人柄でしたが、俳句のこととなると情熱的で、他人にもご自分にも厳しい人でした。 自らを奮い立たせてやまない孤高の俳人でした。

米山潤三
月しろ

【ベストセラーシリーズ】
句集/月しろ
著者/高橋美智子
判型/四六判上製/カバー装
価格/2476円(税抜き)

我が死ぬ日知れざるは幸虫音絶ゆ

「情義におぼれず、男性のように理論がしっかり構築されている」という師・大野林火の言葉を胸に、俳の道を歩み続ける決意の一集。

隠岐青嶺

【オリジナル句集】
句集/隠岐青嶺
著者/植松三世
判型/四六判上製/カバー装
価格/私家版円(税抜き)

源義のこゑ耕浦のこゑや隠岐青嶺

角川源義、後長耕浦このお二人を見事に詠み上げ、隠岐青嶺と据えたこの句、譬えれば、感恩の一句であろう。

佐藤麻績(「序」より)
石鎚

【その他】
句集/石鎚
著者/津野大草
判型/文庫判並製・カバー装
価格/私家版円(税抜き)

父・津野大蔵(俳号・大草)は、今からほぼ十九年前に逝った。生前は農業を営むかたわら、かなり熱心に句作にいそしんだ。昭和二十年以降の俳誌「ホトトギス」等の俳誌が百数十冊残されていることからも窮えるが、父は高濱虚子を師と仰ぎ句作に励んでいた。

(「あとがき」より)
天の夢

【平成俳人群像】
句集/天の夢
著者/保谷善蔵
判型/菊判上製・カバー装
価格/2667円(税抜き)

天の夢のせて舞ひくる春の雪

ひと言で「人生を達観する」と言っても、簡単なことではない。哀しみを哀しみとして、喜びは喜びとして、全て丸ごと受け入れ前を見据えた揺るぎない生き方ではないと……。それだからこそ天の使者としての春の雪が夢を載せて降りてくると断定できるのだ。

川井城子(「跋」より)