新刊情報 – ページ 5

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銀杏

【オリジナル句集】
句集/銀杏
著者/荒木玲子
判型/四六判上製/カバー装
価格/2500円(税抜き)

此方にも彼方にもある銀杏かな

中学上級の頃より、詩・短文などを書いており、大学や就職してからも文学と関わってきました。また、趣味が多く部屋中、本だらけの生活をしているため、なかなか纏めることが出来ないでおりましたが、この度、句集を編むことが出来ました。

(「あとがき」より)
日高見野

【オリジナル句集】
句集/日高見野
著者/志賀 康
判型/四六判上製/カバー装
価格/2500円(税抜き)

晩春を躰と做して旅心

遠く日高見の野へまで見はるかす時空に、万物のオントロギーを探る。

コスモスの径

【オリジナル句集】
句集/コスモスの径
著者/野口充女
判型/四六判上製/カバー装
価格/2500円(税抜き)

春近し櫛に素直な今朝の髪

技巧的で、抒情的であり、女性でなければ詠いあげられぬ境地というべきであろう。女を題材とした作者の句に佳句の多いのは、客観的に自己を観る目が備わっている故である。

原田樹一(「風鈴」昭和五十年八月号および五十三年五月号より)
梅が香の里

【その他】
句集/梅が香の里
著者/谷中明子
判型/A5判並製/カバー装
価格/1800円(税抜き)

老齢の今が旬なり秋高し

俳句を始めて二十年。鳥の声、蜜柑や梅の収穫の喜びなどを句にして、孫の句、旅の句も思い出に—―。

東京の雑煮

【オリジナル句集】
句集/東京の雑煮
著者/星野こうき
判型/四六判並製/カバー装
価格/2400円(税抜き)

縁先に妻を呼びたる良夜かな

何気ない、何の衒いもない句なのではあるが、星野君を現して一点の曇りもない。彼のやさしさ、静かさ、穏やかさが匂い出ている。この句を読むと、彼のいつも変わらぬ笑顔を思いだすだけでなく、おい、傘寿を寿ぐにはまだ早すぎるんじゃないか、とからかってみたくなる。

斎藤惇夫(「序」より)
鯛焼

【オリジナル句集】
句集/鯛焼
著者/後藤恵子
判型/四六判上製/カバー装
価格/2300円(税抜き)

大手門出でて鯛焼ほほばりぬ

ある時、恵子さんはこう言った。「私は人間が好きやねン」。何がどういうことはないのだが、妙に腑に落ちたことを覚えている。要は底辺が温かいのである。

岩津厚子